自走式クレーン、工場構内に特化したクレーンオペレート用無線インカムです。チームワークが重視される現場に必須の通信機です。
常時2台の子機と通話可能。通話していない子機に代わってモニター機が通話に入ることも可能。
ダイキャストシャーシとポリカーボネートボディの子機は、全ミックスシリーズ共通で使用できます。
クレーン作業のニーズに応えた車載用子機も用意。
MICS Lite RP826のチャンネル設定は、どこでも、簡単にできるように、複数の重機で共同作業。建設現場ではよくあることです。
そんな場合に便利な、車載用子機を用意いたしました。
親機になるRP831と同一の形状で、送受信の周波数を反転させた子機、RP821B。周波数の設定のみが子機仕様で、それ以外の特性は親機と変わらず。
つまり高性能設計をそのまま受け継いだ、親ゆずりの子機です。オペレータ同士のコミュニケーションが必要な現場に、おすすめです。
小・中規模クレーン業務の需要の中心ともいえる3者間同時通話システムを構築できる無線インカム親機です。スタンダードのMICS(ミックス)シリーズのなかでは、ベーシックとなる親機1:子機2の3者間システム「MICS Jr.(ミックス・ジュニア)」です。
RP831では、1:2というシンプルシステムながらも、トリプルスーパーへテロダイン方式を採用するなど、独自の高品位・高精度な設計を施しました。混信・妨害波やノイズに強く、クリアかつ安定した通話を実現していますので、プロの現場の方々からの厳しいご要望の声にも的確に応えられる製品です。
クレーン車内などのセットした親機(RP831)と子機(HX834)2台が常時接続された状態で、3人がいつでも会話に参加することができます。同じグループ内であれば、モニター(指示を受ける)だけの子機は、何台でも追加が可能。同一番号設定の子機が通話回線を切れば、替わって会話に参加できるなど、応用範囲の広いシステムです。
高感度で混信に強く、ノイズやハウリングを抑える独自設計。通話が快適です。
音の違いが実感できます。受信部はトリプルスーパーへテロダイン方式を採用。高感度で混信に強く、目的の電波だけを鋭くキャッチします。さらに音声回路のコンパンダーを、受信部でそれぞれ2台独立して搭載。受信音声が一段とクリアです。しかも過入力を抑えるコンプレッサー回路や、電源部のノイズフィルターの採用により、ハウリングやノイズをほとんど解消した快適な通話を実現しています。
大口径・高出力のスピーカーを内蔵。連絡がハッキリ伝わります。
大型φ54mm、3.5Wの高出力スピーカーを装備しました。音声信号を明瞭にパワフルに再現します。またスピーカーには防塵ネットを採用していますので、粉塵の多い現場での使用も安心です。外部スピーカーを使うこともできます。
DC12-24V電源仕様や小型設計など、クレーンへの取り付けがラク。
DC-DCコンバーターを内蔵によりDC12V~DC24Vまで対応。トラッククレーン、ラフテレーンクレーンなどのバッテリーに直結できます。また133(W)×160(D)×65(H)mmのコンパクトな一体型ボディは、着脱容易なブラケットで車内に自在にセットが可能。アンテナも、ケーブル付きのM型アンテナコネクターにつなぐだけです。
同一現場で最大12グループの3者間同時通話が可能。 チャンネル変更も容易。
不用意なチャンネル変更ができないように、チャンネル切り替えスイッチは本体トップ内部に収納。変更の際には本体上部のカバーのツマミをひいて外し、その場でチャンネル設定が可能。パソコンや変更モードによる操作は不要です。ミックス・ジュニアは、同一現場で最大12システムが構築できます。 (混信防止のため、チャンネル設定をする場合は隣接チャンネルの使用状況を十分に確認しておこなってください)
その他に――。
※製造終了品のオプションは販売代理店までお問い合わせください。
子機:HX834の定格
一般仕様 | |
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送受信周波数 | 400MHz 帯の上り(送信)72 チャンネル下り(受信)24 チャンネル |
電波形式 | F3E、F2D |
通信方式 | 複信方式 |
定格電圧 | 3.7V |
発振方式 | 水晶発振により制御する周波数シンセサイザー方式 |
周波数の許容差 | ±4.0ppm |
アンテナ | ヘリカルアンテナ(着脱可) |
周波数切替方式 | 手動切替/ 自動切替 |
寸法 | 幅58mm 高さ106.5mm 奥行き22mm (CNB840 装着時、突起物含まず) |
重量 | 約170g(CNB840 装着時) |
受信部 | |
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受信方式 | ダブルスーパーヘテロダイン方式 |
受信感度 | -4dBμ以下(12dB SINAD) |
スケルチ感度 | -4dBμ以下 |
低周波出力 | 3mW 以上(8 Ω負荷) |
送信部 | |
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送信出力 | 1mW |
占有周波数帯幅 | 8.5kHz 以内 |
スプリアス発射の強度 | 2.5μW 以下 |
変調方式 | 可変容量ダイオードによる直接周波数調 |
最大周波数偏移 | ±2.5kHz 以下 |
識別符号伝送速度 | 1200bps(MSK 方式) |
トーン周波数 | 67.0Hz ~ 250.3Hz(33 波中1 波) |
この定格は性能向上のため予告なく変更することがあります。